Blog
ブログ

甘いものの正しい楽しみ方:PMS軽減のための食生活改善術

※2024年3月14日追記更新

PMS (生理前症候群) という言葉を聞いたことがありますか?

一言で言えば、生理が始める前に、何かしらの体調不良が出ることです。生理前になると、イライラする、胸が張る、むくみなんかは良く聞くと思いますが、生活に支障が出るほど強い症状が出る方までいます。

 

毎月、毎月、憂鬱な日を過ごすのはしんどいですよね。少しでも快適な生活をするために改善できることはしていきましょう。

私自身のPMS経験

私も会社員時代、11月からの寒い時期PMSの症状に悩まされていました。PMSで風邪のような症状がでて、喉が痛い、咳が出るなどの症状が出て、酷いときは風邪ではないのに、毎日風邪薬を飲み、誤魔化しながら仕事をしていました。

PMSの原因

職場が、コンクリートがむき出しで、暖房をつけても、足元がめちゃくちゃ寒い所でした。身体を冷やさないように、腹巻付きのスパッツや、張るホッカイロをお腹に張ったり、足のホッカイロを貼ったり、なるべく温めるようにはしていましたが、職場が寒すぎてあまり改善せず。

それでも、温かい時期は全く症状が出なかったので、私のPMSの原因は「冷え」が原因だったと思います。女性は、男性に比べ体温が低い方が多く、冷えが原因でPMSの状態を悪化させている方は多いと思います。

それからは、一年中、身体を冷やさないように心がけています。

PMS改善の為に、身体を冷やすものを控える

以前、何をしている訳でもなく、日中身体が「ふわふわ」することがあり、漢方を処方してくれるところに相談に言った事がありました。

その時に、身体が冷えていると指摘され、トレーニングもしてるし、そんなに食生活もめちゃくちゃ悪いと思っていたので、びっくりしました。その時から、食事でも身体が冷える事を意識し、身体を冷やさない努力をするようになりました。

<その時に教えて頂いた身体を冷やす物>
①白い食べ物→白米や、小麦粉、砂糖など精製された食品
②乳製品→牛乳、ヨーグルト、チーズなど
③飲み物→清涼飲料水、コーヒー、非発酵のお茶(緑茶など)
④夏野菜、南国フルーツ
⑤冷たいもの

他にもいろいろありますが、まとめやすいところですとこんなところです。

どうでしょうか?自分の食生活で思い当たることはありますか?

身体を冷やす食材を食べてはいけないとは言いませんが、あまりにも多く摂っているいる場合は要注意です。身体を温める食材を多く摂るようにしましょうね。

PMS改善の為の過ごし方

女性は脂肪が多い分、中々意識しないと体温があがりません。

体温をあげる為に、食生活の見直し、水分補給、そして、筋肉トレーニングが欠かせません。

運動大好きです!って方は、いわゆる筋トレをして頂ければいいのですが、中々筋トレが好きな方は多くないですよね。

まずは、今より、少しだけ歩くことを心がけましょう。いつもより少し歩いてみる、エレベーターにのる代わりに階段で上がってみる、ずーっと座っている代わりにちょこちょこ動いてみるだけでも構いません。いつもより少しだけ動く努力をしてみましょう。

そして、大事な事は、月経前やPMSになりやすい時期に身体を休ませてあげること。

無理なスケジュールを組まずに、お昼寝をする、夜早く寝る、ドカ食いをしないなど、自分が考える身体にいいことをして、身体を労ってあげてください。

PMS改善の為に、甘いものを控えましょう!

PMSにおいて、砂糖は天敵だと私は思っています。砂糖は、麻薬と匹敵するほどの依存性があると言われています。お腹が空いていないのに、何となく口さみしい、甘い物が食べたいと思うことはありませんか?

思い当たる方は要注意!!
特に、毎日少しでも砂糖を取り続けている方は糖質依存になっている可能性が高いです。

毎日のチョコレートがやめられない、沢山は食べないけど、毎日小袋のお菓子を食べている、キャンディを持ち歩いてるなど…。

まずは、3日、甘い物を断って下さい。そうすると、不思議と食欲が落ち着いてきますよ。

甘い物がやめられない方は、フルーツや、蜂蜜、メープルシロップ、甘酒などの自然な甘さでカバーするように、砂糖断ちをしてみてください。カロリーオフの物や、甘味料も使わないようにしてくださいね。

実際に、何人ものお客様にアドバイスしたところ、次の生理前には、むくみが軽くなった、食欲が落ちついた、疲れにくくなった、楽に過ごせたと言われるお客様を何人も見てきました。

(お会いした方が、重度のPMSやメンタルに影響される方などがいらっしゃらなかったので、万人に効果があるか分かりません)

貧血もPMSに影響する可能性があります!

生理がある女性は、鉄分不足と隣合わせの生活になります。

鉄分が不足すると、糖分でエネルギーを賄おうとするため、甘いものを欲することが多くあります。

その為、甘いものを控えるためにも、鉄分を補給してあげることは、必須条件になります。

鉄分を多く含んだ食べ物でカバーできないときは、鉄剤や鉄分のサプリでも色々な物でカバー出来ればいいと思います。

ただし、覚えていて欲しい事。それは、鉄分不足の方が鉄剤を飲むと、身体が拒否反応を起こし、吐き気や下痢、食欲不振などを起こすことがあります。

何故か?鉄分とたんぱく質は、一緒に働くことが多いのですが、たんぱく質が不足していると、一緒に働くことが出来ず、吐き気などに繋がります。

鉄分不足の方は、たんぱく質不足にも陥っている場合がほとんどですので、鉄分と一緒にたんぱく質も摂るようにしてください。

女性は、ヘルシーを心がけるばかりに、たんぱく質が不足している方が多いです。鉄分を補給する前に、まずは、たんぱく質を意識した食生活を意識していきましょう。


貧血の女性は、血流が悪い為、身体が冷えやすく、冷えからPMSの悪化に繋がることもあると思います。

また、タンパク質が上手く吸収できないと疲れやすさにも繋がり、その影響で、動けない、だるいと感じることもあります。

食生活の悪化は、PMSだけでなく、日常の活動にも影響しますので、まずは食事の見直しからしてください。

まとめ

PMSは、人により、症状が違いますし、仕方がないと諦めている方も多いと思いますが、ちょっとしたことで改善する方もいると思います。

身体を冷やさない、身体を温める、身体を温める物を中心の食生活をする。鉄分、たんぱく質を意識した食生活、適度な運動、自分のやれることから挑戦してみてください。

PMS改善だけでなく、健康にも繋がっていきますよ。

食べる物が身体を冷やす?<何が身体を冷やしているか?を知る>

甘い物がやめられない

生理前のむくみがキツイ<自宅で出来る改善法>




投稿者プロフィール

馬場 朝美
馬場 朝美人生100年時代の伴走者
~健康寿命を伸ばすパーソナルトレーナー~

私たちは、単なる運動指導ではなく、あなたの人生に寄り添い、共に歩む伴走者でありたいと考えています。
「年齢とともに体力が落ちた」「何もしていないのに痛みがある」「運動は続かない」
そんな悩みを抱えていませんか?


<私の原点>
高校生の頃、リウマチを患う祖母と過ごした日々が、私の原点です。
ベッドでの生活を余儀なくされ、トイレにも介助が必要だった祖母。その姿を通じて、私は「健康寿命」の大切さを痛感しました。平均寿命との差は約10年。祖母もその10年以上を、自立した生活ができない状態で過ごしました。

「こんな苦しみを抱える人を、一人でも減らしたい」

その想いが、私をパーソナルトレーナーの道へと導きました。


<伴走者としての気づき>
2児の母として、そしてトレーナーとして、私は様々な経験を重ねてきました。
第一子の妊娠中の股関節痛、第二子の育児による体調不良。さらに、子どものアトピー症状をきっかけに栄養学を学び、「運動×栄養」という健康づくりの両輪に出会いました。

この経験は、一人ひとりに寄り添った健康サポートの大切さを教えてくれました。

<100年時代の健康づくり>
40歳を過ぎると、何もしないと年に1%ずつ筋肉が減少していきます。これは単なる体力低下だけでなく、体温低下、代謝の悪化、様々な痛みの原因となります。

しかし、諦めるには早すぎます。

私が目指すのは、「続けられない」を「続けられる」に変えること。激しいトレーニングや厳しい食事制限は必要ありません。毎日の小さな習慣づくりから、一緒に始めましょう。


<「ボディスタジオ湊」という伴走所>
大学時代、私は60代から80代の方々が生き生きと運動する姿に魅了されました。彼らにとってジムは、単なる運動の場ではなく、人生を楽しむ場所でした。

当サロンも、そんな場所でありたい。

「馬場さんの所に行けば大丈夫」

その言葉を胸に、一人ひとりの人生に寄り添う場所づくりを心がけています。

疲れているから、痛いから…そんな時こそ、体はケアを必要としています。

「来てよかった」「スッキリした」

そんな声をいただけることが、私の喜びです。

あなたの「これから」のために
健康な身体づくりに、遅すぎることはありません。

人生100年時代、あなたの伴走者として、健やかな毎日をサポートいたします。

まずは無料カウンセリングで、あなたの「これから」についてお話ししませんか?

小さな一歩から、大きな変化が始まります。

Contact
お問い合わせ

お問い合わせはお電話・メールフォームより承ります。
体験トレーニングも開催中。お気軽にご参加ください。