
普通の椅子ならそれほど気にならないのに、低い椅子や深く沈み込むソファーから立とうとすると、
「よいしょ」
と力が入る。
肘掛けや座面に手をついて、体を持ち上げたくなる。
そんなことはありませんか?
こうなると「脚の筋力が落ちたのかな」と考えやすいのですが、立ち上がりにくさは筋力だけで決まるものではありません。
特に深いソファーでは、座ったときにお尻が後ろへ沈み、足が体より前に出ていることがあります。
その状態から真上に立とうとすれば、当然立ちにくくなります。
大切なのは、立つ前の準備です。
まず足の裏が床にしっかりつく位置まで動く。
足裏全体を床につける。
そして、体重を足の上へ移してから立つ。
今回は、低い椅子や深いソファーから立つときに見直してほしい体の使い方をお伝えします。
なぜ低い椅子や深いソファーは立ちにくいの?

普段使っているダイニングチェアからは普通に立てるのに、低い椅子やソファーでは立ちにくい。
そんな方もいると思います。
同じ「座ったところから立つ」という動作ですが、座る場所が変われば、立ち上がるときの体の状態も変わります。
だから、いつもと同じ感覚で立とうとしてもうまくいかないことがあります。
そんな方もいると思います。
同じ「座ったところから立つ」という動作ですが、座る場所が変われば、立ち上がるときの体の状態も変わります。
だから、いつもと同じ感覚で立とうとしてもうまくいかないことがあります。
深いソファーでは足が前に出やすい
ソファーにゆったり座っているとき、自分の足がどこにあるか見てみてください。
お尻は背もたれの近く。
足は体よりもかなり前。
そんな姿勢になっていないでしょうか。
さらに座面が柔らかければ、お尻も下へ沈みます。
その状態から、
「立とう」
と思って、いきなり真上へ体を持ち上げようとしても立ちにくいのです。
脚に力がないからと決めつける前に、
「そもそも立ちやすい位置にいるかな?」
を見てみてください。
お尻は背もたれの近く。
足は体よりもかなり前。
そんな姿勢になっていないでしょうか。
さらに座面が柔らかければ、お尻も下へ沈みます。
その状態から、
「立とう」
と思って、いきなり真上へ体を持ち上げようとしても立ちにくいのです。
脚に力がないからと決めつける前に、
「そもそも立ちやすい位置にいるかな?」
を見てみてください。
低くなれば立つための準備も大切になる
低い椅子では、普通の椅子よりお尻の位置が低くなります。
そこから立つためには、足を使って体を持ち上げていかなければなりません。
でも、足が前に出たままでは、足に十分体重を乗せにくくなります。
そこで無理に立とうとすると、
勢いをつける。
手で座面を押す。
上半身を大きく振る。
そんな立ち方になることもあります。
まず立つ。
その前に、
「立てる位置へ体を動かす」
という一段階を入れてみましょう。
そこから立つためには、足を使って体を持ち上げていかなければなりません。
でも、足が前に出たままでは、足に十分体重を乗せにくくなります。
そこで無理に立とうとすると、
勢いをつける。
手で座面を押す。
上半身を大きく振る。
そんな立ち方になることもあります。
まず立つ。
その前に、
「立てる位置へ体を動かす」
という一段階を入れてみましょう。
立つ前に、まず足が全部つくところまで動く

深いソファーから立つとき、いきなり立ち上がろうとしなくても大丈夫です。
まずは自分の姿勢を確認します。
背もたれに体を預け、お尻が奥にあるなら、少し前へ移動します。
そして足の位置を整えます。
まずは自分の姿勢を確認します。
背もたれに体を預け、お尻が奥にあるなら、少し前へ移動します。
そして足の位置を整えます。
足の裏が床についていますか?
立つ前に確認してほしいのが足裏です。
かかとが浮いている。
足が前に出すぎている。
つま先だけで床を押そうとしている。
これでは立ち上がるための力を使いにくくなります。
まず、足の裏が床に全部つくところまで足を動かしてみてください。
つま先だけでも、かかとだけでもなく、
足裏全体が床についている。
そこから立ち上がりの準備をします。
かかとが浮いている。
足が前に出すぎている。
つま先だけで床を押そうとしている。
これでは立ち上がるための力を使いにくくなります。
まず、足の裏が床に全部つくところまで足を動かしてみてください。
つま先だけでも、かかとだけでもなく、
足裏全体が床についている。
そこから立ち上がりの準備をします。
深いソファーならお尻も前へ動かす
背もたれの近くまで深く座っている場合は、足を動かすだけでは立ちにくいことがあります。
そんなときは、お尻も少しずつ前へ移動します。
立つ前に、
お尻を前へ移動する。
足を動かす。
足裏全体を床につける。
ここまでが準備です。
「立ち上がる」というと、立つ瞬間だけに意識が向きますが、その前の準備によって立ちやすさは変わります。
ソファーから立つたびに勢いをつけている方は、まずこの準備を試してみてください。
そんなときは、お尻も少しずつ前へ移動します。
立つ前に、
お尻を前へ移動する。
足を動かす。
足裏全体を床につける。
ここまでが準備です。
「立ち上がる」というと、立つ瞬間だけに意識が向きますが、その前の準備によって立ちやすさは変わります。
ソファーから立つたびに勢いをつけている方は、まずこの準備を試してみてください。
真上ではなく、足の上へ体重を移してから立つ

準備ができたら、次に大切なのが体重の移動です。
ここでよくあるのが、
「よいしょ」
と、その場から真上に立とうとすること。
でも、立ち上がるときには、座っているお尻側にある体重を足の上へ移していく必要があります。
ここでよくあるのが、
「よいしょ」
と、その場から真上に立とうとすること。
でも、立ち上がるときには、座っているお尻側にある体重を足の上へ移していく必要があります。
「前に倒れる」ではありません
ここは少し分かりにくいところです。
「前へ」と聞くと、上半身だけを前に倒そうとする方もいます。
でも、ただ頭を前へ出したり、背中を丸めたりすればいいわけではありません。
意識してほしいのは、
「足の上に体重を乗せる」
ということです。
足裏全体を床につけたら、その足に自分の体重を移していく。
お尻に体重が残ったまま立とうとするのではなく、足で自分の体を支えられるところまで重心を移動します。
「前へ」と聞くと、上半身だけを前に倒そうとする方もいます。
でも、ただ頭を前へ出したり、背中を丸めたりすればいいわけではありません。
意識してほしいのは、
「足の上に体重を乗せる」
ということです。
足裏全体を床につけたら、その足に自分の体重を移していく。
お尻に体重が残ったまま立とうとするのではなく、足で自分の体を支えられるところまで重心を移動します。
足に体重が乗ってから立ち上がる
足に体重が移ってくると、そこから脚やお尻を使って立ち上がりやすくなります。
順番にすると、
深いソファーならお尻を前へ移動する。
足の裏が全部つく位置に足を置く。
足裏全体を床につける。
重心を前へ移して、足の上に体重を乗せる。
そこから立ち上がる。
です。
「立つ」という一つの動作に見えますが、実際にはその前にいくつもの準備があります。
低い椅子やソファーから立ちにくい方は、一度ゆっくりこの順番を確認してみてください。
順番にすると、
深いソファーならお尻を前へ移動する。
足の裏が全部つく位置に足を置く。
足裏全体を床につける。
重心を前へ移して、足の上に体重を乗せる。
そこから立ち上がる。
です。
「立つ」という一つの動作に見えますが、実際にはその前にいくつもの準備があります。
低い椅子やソファーから立ちにくい方は、一度ゆっくりこの順番を確認してみてください。
筋力をつける前に、今の立ち方も見てみる

立ち上がるのが大変になると、
「スクワットをした方がいいかな」
「もっと脚を鍛えないと」
と思うかもしれません。
もちろん、これから先も自分の足で動いていくために、脚やお尻の力を保つことは大切です。
ただ、筋力をつけることと、今ある力をうまく使うことは別の話です。
「スクワットをした方がいいかな」
「もっと脚を鍛えないと」
と思うかもしれません。
もちろん、これから先も自分の足で動いていくために、脚やお尻の力を保つことは大切です。
ただ、筋力をつけることと、今ある力をうまく使うことは別の話です。
力があっても使いにくい位置があります
例えば足が前に出た状態。
お尻が深く沈んだ状態。
体重がお尻側に残った状態。
そこから真上へ立とうとすれば、持っている力を使いにくくなります。
反対に、
足の位置を整える。
足裏を床につける。
足に体重を乗せる。
それだけで、立ったときの感覚が変わる方もいます。
だから私は、立ちにくいという方を見たときに、筋力だけを見るのではなく、
「どうやって立っているのか」
も確認します。
お尻が深く沈んだ状態。
体重がお尻側に残った状態。
そこから真上へ立とうとすれば、持っている力を使いにくくなります。
反対に、
足の位置を整える。
足裏を床につける。
足に体重を乗せる。
それだけで、立ったときの感覚が変わる方もいます。
だから私は、立ちにくいという方を見たときに、筋力だけを見るのではなく、
「どうやって立っているのか」
も確認します。
手を使わないことだけを目標にしなくてもいい
「手をついたらダメですか?」
と気にする必要もありません。
低くて柔らかいソファーなど、座る場所によっては手を使った方が立ちやすいこともあります。
大切なのは、
「絶対に手を使わず立つ」
ことではありません。
いつも勢いだけで立っていないか。
足が前に出たままになっていないか。
足裏が床についているか。
足に体重を乗せられているか。
まず、自分がどう立っているのかを知ることです。
その上で必要なら、脚やお尻を使う練習をしていきます。
と気にする必要もありません。
低くて柔らかいソファーなど、座る場所によっては手を使った方が立ちやすいこともあります。
大切なのは、
「絶対に手を使わず立つ」
ことではありません。
いつも勢いだけで立っていないか。
足が前に出たままになっていないか。
足裏が床についているか。
足に体重を乗せられているか。
まず、自分がどう立っているのかを知ることです。
その上で必要なら、脚やお尻を使う練習をしていきます。
「立つ前の準備」を変えてみてください

低い椅子や深いソファーから立つときに、
「最近、脚の力がなくなったな」
と思っていた方。
次に立つときは、すぐに立ち上がらず、一度自分の足を見てみてください。
足が前に出たままになっていませんか?
かかとが浮いていませんか?
深いソファーにお尻が沈んだままになっていませんか?
まずお尻を少し前へ移動する。
足の裏が全部つくところまで足を動かす。
足裏全体を床につける。
そして、真上へ立とうとするのではなく、重心を前へ移しながら足の上に体重を乗せる。
そこから立ち上がります。
立ち上がるのが大変だからといって、必ずしも「もっと筋力をつけなきゃ」から始めなくてもいいのです。
今持っている力を使いやすい位置に体を動かすこと。
それも、これから自分の体で動き続けるために大切なことだと思います。
ボディスタジオ湊では、病気やケガを診断するのではなく、実際に立つ、座る、歩くといった動作を見ながら、その方がどんなふうに体を使っているのかを確認しています。
同じ「立ちにくい」でも、人によって体の使い方は違います。
何を鍛えたらいいか分からない方も、まずは今の動きから一緒に確認していきましょう。
▶ 椅子から立つときに手をつくようになったら、60代から見直したい足腰の力
▶ 60代から歩幅が狭くなったと感じたら
▶ 60代からつまずきやすくなったと感じたら
立つ、歩くなど、普段の動作で「前よりやりにくくなった」と感じることがあれば、公式LINEからご相談ください。
▶ ボディスタジオ湊 公式LINEはこちら
「最近、脚の力がなくなったな」
と思っていた方。
次に立つときは、すぐに立ち上がらず、一度自分の足を見てみてください。
足が前に出たままになっていませんか?
かかとが浮いていませんか?
深いソファーにお尻が沈んだままになっていませんか?
まずお尻を少し前へ移動する。
足の裏が全部つくところまで足を動かす。
足裏全体を床につける。
そして、真上へ立とうとするのではなく、重心を前へ移しながら足の上に体重を乗せる。
そこから立ち上がります。
立ち上がるのが大変だからといって、必ずしも「もっと筋力をつけなきゃ」から始めなくてもいいのです。
今持っている力を使いやすい位置に体を動かすこと。
それも、これから自分の体で動き続けるために大切なことだと思います。
ボディスタジオ湊では、病気やケガを診断するのではなく、実際に立つ、座る、歩くといった動作を見ながら、その方がどんなふうに体を使っているのかを確認しています。
同じ「立ちにくい」でも、人によって体の使い方は違います。
何を鍛えたらいいか分からない方も、まずは今の動きから一緒に確認していきましょう。
▶ 椅子から立つときに手をつくようになったら、60代から見直したい足腰の力
▶ 60代から歩幅が狭くなったと感じたら
▶ 60代からつまずきやすくなったと感じたら
立つ、歩くなど、普段の動作で「前よりやりにくくなった」と感じることがあれば、公式LINEからご相談ください。
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