
歩いている時に、
「スッ、スッ」と靴が床をする音がする。
ちょっとした段差やカーペットに、足先が引っかかることが増えた。
家族から、
「もっと足を上げて歩いた方がいいよ」
と言われたことがある。
60代を過ぎて、そんな歩き方の変化を感じていませんか?
すり足になると、
「足が上がっていないから、もっと高く上げなくては」
と思われがちです。
でも、なぜ足が上がらなくなっているのでしょうか?
つま先が上がりにくくなっている。
足首が固まっている。
股関節やお尻周りが固まっている。
片足になった時に、地面を押して身体を支えられていない。
このように、すり足にはいくつもの身体の使い方が関係しています。
大切なのは、ただ足を高く上げることではありません。
「なぜ足が上がらなくなっているのか」
そこから見直してみましょう。
すり足になるのは「足を上げていないから」だけではありません

すり足というと、
「足がちゃんと上がっていないから」
と思われることが多いです。
確かに、歩いている時につま先が十分に床から離れなければ、足先が床に近くなり、
「スッ、スッ」
と足をするような歩き方になります。
では、なぜつま先が上がらなくなっているのでしょうか?
私は、単純に
「脚の筋力が落ちたから」
とは考えません。
歩いている時の身体を見ると、いくつか確認したいところがあります。
「足がちゃんと上がっていないから」
と思われることが多いです。
確かに、歩いている時につま先が十分に床から離れなければ、足先が床に近くなり、
「スッ、スッ」
と足をするような歩き方になります。
では、なぜつま先が上がらなくなっているのでしょうか?
私は、単純に
「脚の筋力が落ちたから」
とは考えません。
歩いている時の身体を見ると、いくつか確認したいところがあります。
つま先が上がりにくくなっていませんか?
歩く時、前に出した足のつま先が下を向いたままだと、床との間に十分な隙間ができません。
すると、ほんの少しの段差やカーペットにも足先が引っかかりやすくなります。
ここで、
「じゃあ、つま先を上げる運動をすればいい」
と考えたくなるかもしれません。
でも、その前に見てほしいのが足首の動きです。
すると、ほんの少しの段差やカーペットにも足先が引っかかりやすくなります。
ここで、
「じゃあ、つま先を上げる運動をすればいい」
と考えたくなるかもしれません。
でも、その前に見てほしいのが足首の動きです。
足首が固まっていませんか?
足首が固まって動きにくくなっていると、歩く時につま先を持ち上げる動きも出にくくなります。
また、足首はつま先を上げるためだけに使うわけではありません。
身体が前へ移動していく時にも、足首の動きが必要です。
そのため、足首が固まっていると歩き方全体が小さくなり、すり足につながることがあります。
「つま先が上がらない」という結果だけを見るのではなく、
そのつま先につながっている足首が、きちんと動いているか
を見ることも大切です。
また、足首はつま先を上げるためだけに使うわけではありません。
身体が前へ移動していく時にも、足首の動きが必要です。
そのため、足首が固まっていると歩き方全体が小さくなり、すり足につながることがあります。
「つま先が上がらない」という結果だけを見るのではなく、
そのつま先につながっている足首が、きちんと動いているか
を見ることも大切です。
足が上がらない時は、股関節の動きやお尻周りも見てみましょう

「最近、足が上がらなくなった」
という方に、
「もっと足を上げて」
と伝えるだけでは、根本的な解決にならないことがあります。
なぜなら、
足が上がらない理由が、足そのものにあるとは限らないからです。
という方に、
「もっと足を上げて」
と伝えるだけでは、根本的な解決にならないことがあります。
なぜなら、
足が上がらない理由が、足そのものにあるとは限らないからです。
股関節の動きやお尻周りが固まっていませんか?
歩く時には、股関節が動くことで脚が前後に動きます。
ところが、股関節やお尻周りが固まっていると、この動きが小さくなります。
すると、
歩幅が小さくなる。
脚を前へ運びにくくなる。
足が上がりにくくなる。
足先が床に近くなる。
といった歩き方につながることがあります。
だから私は、
「足が上がらない=もも上げをすればいい」
とは考えません。
一生懸命ももを高く上げる前に、
股関節は動いているのか。
お尻周りが固まっていないか。
身体全体を見ていくことが大切です。
ところが、股関節やお尻周りが固まっていると、この動きが小さくなります。
すると、
歩幅が小さくなる。
脚を前へ運びにくくなる。
足が上がりにくくなる。
足先が床に近くなる。
といった歩き方につながることがあります。
だから私は、
「足が上がらない=もも上げをすればいい」
とは考えません。
一生懸命ももを高く上げる前に、
股関節は動いているのか。
お尻周りが固まっていないか。
身体全体を見ていくことが大切です。
「上げる脚」だけでなく「地面についている脚」も大切です

すり足を見る時に、もう一つ大切にしていることがあります。
それが、
片足になった時に、身体を支えられているか
ということです。
歩いている時には、必ず一瞬、片足で身体を支えるタイミングがあります。
それが、
片足になった時に、身体を支えられているか
ということです。
歩いている時には、必ず一瞬、片足で身体を支えるタイミングがあります。
片足で地面を押して立てていますか?
例えば、右脚を前に出す時。
反対側の左脚は、地面について身体を支えています。
この時、地面を押して身体を支えながら立つことができれば、反対側の脚を前へ運びやすくなります。
ところが、片足になった時に身体を支えられないと、早く反対側の足を地面につきたくなります。
すると、
一歩が小さくなる。
脚を十分に前へ運べない。
足先が床から離れにくくなる。
ということが起こりやすくなります。
反対側の左脚は、地面について身体を支えています。
この時、地面を押して身体を支えながら立つことができれば、反対側の脚を前へ運びやすくなります。
ところが、片足になった時に身体を支えられないと、早く反対側の足を地面につきたくなります。
すると、
一歩が小さくなる。
脚を十分に前へ運べない。
足先が床から離れにくくなる。
ということが起こりやすくなります。
歩く時は「出す脚」ばかり見ない
「足が上がらない」
というと、どうしても前へ出す脚に目が向きます。
でも実際の歩行では、
地面についている脚で身体を支えることができるから、反対側の脚を前へ運ぶことができます。
だから、すり足を見る時も、
「この脚が上がっていない」
だけではなく、
反対側の脚で地面を押して、しっかり立てているか
を見ることが大切です。
というと、どうしても前へ出す脚に目が向きます。
でも実際の歩行では、
地面についている脚で身体を支えることができるから、反対側の脚を前へ運ぶことができます。
だから、すり足を見る時も、
「この脚が上がっていない」
だけではなく、
反対側の脚で地面を押して、しっかり立てているか
を見ることが大切です。
「もっと足を高く上げて歩く」だけでは変わらない理由

すり足になると、
「もっと足を上げて歩いて」
と言われることがあります。
もちろん、足先が引っかからないようにすることは大切です。
でも、普段歩く時に、毎回もも上げをするように脚を高く持ち上げる必要はありません。
歩く時には、
足首が動く
↓
股関節やお尻周りが動く
↓
片足になった時に地面を押して身体を支える
↓
反対側の脚が自然に前へ運ばれる
というように、身体全体の動きがつながっています。
だから、
「足が上がらないから、もっと上げる」
だけではなく、
「なぜ足が上がらなくなっているのか」
を見ることが大切です。
「もっと足を上げて歩いて」
と言われることがあります。
もちろん、足先が引っかからないようにすることは大切です。
でも、普段歩く時に、毎回もも上げをするように脚を高く持ち上げる必要はありません。
歩く時には、
足首が動く
↓
股関節やお尻周りが動く
↓
片足になった時に地面を押して身体を支える
↓
反対側の脚が自然に前へ運ばれる
というように、身体全体の動きがつながっています。
だから、
「足が上がらないから、もっと上げる」
だけではなく、
「なぜ足が上がらなくなっているのか」
を見ることが大切です。
こんな変化があったら歩き方を確認してみましょう
例えば、
歩く時の「スッ、スッ」という靴の音が以前より大きくなった。
カーペットや敷居など、小さな段差に足先が引っかかる。
以前より歩幅が小さくなった。
家族から「足をすって歩いているよ」と言われた。
そんな変化があれば、一度自分の歩き方を確認してみてください。
転んでいないから大丈夫ではなく、
転ぶ前の小さな変化に気づくこと
が、この先も自分の足で歩いていくためには大切です。
歩く時の「スッ、スッ」という靴の音が以前より大きくなった。
カーペットや敷居など、小さな段差に足先が引っかかる。
以前より歩幅が小さくなった。
家族から「足をすって歩いているよ」と言われた。
そんな変化があれば、一度自分の歩き方を確認してみてください。
転んでいないから大丈夫ではなく、
転ぶ前の小さな変化に気づくこと
が、この先も自分の足で歩いていくためには大切です。
急にすり足になった場合は医療機関へ
すり足の中には、運動だけで判断してはいけないものもあります。
急に歩き方が変わった。
片側だけ足を引きずる。
しびれや力の入りにくさがある。
歩き始めに足が出にくい。
このような、これまでになかった変化が出た場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関へ相談してください。
急に歩き方が変わった。
片側だけ足を引きずる。
しびれや力の入りにくさがある。
歩き始めに足が出にくい。
このような、これまでになかった変化が出た場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関へ相談してください。
まとめ

すり足が気になった時、
「もっと足を上げなくては」
と思うかもしれません。
でも、その前に見てほしいことがあります。
つま先は上がっているか。
足首は固まっていないか。
股関節やお尻周りは動いているか。
そして、
片足になった時に、地面を押して身体を支えられているか。
歩くという動作は、脚を前に出すだけではありません。
地面についている脚で身体を支えることができるから、反対側の脚を前へ運ぶことができます。
「最近、靴をする音が増えた」
「小さな段差に足先が引っかかる」
そんな変化が出てきたら、
ただ足を高く上げようとするのではなく、身体全体の使い方を見直すきっかけにしてみてください。
この先も、自分の足で歩いて、行きたい場所へ行ける身体でいるために。
名古屋市中村区のボディスタジオ湊では、一人ひとりの身体の状態や歩き方を確認しながら、その方に必要な身体の使い方をお伝えしています。
60代からつまずきやすくなったと感じたら
60代から歩幅が狭くなったと感じたら
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「もっと足を上げなくては」
と思うかもしれません。
でも、その前に見てほしいことがあります。
つま先は上がっているか。
足首は固まっていないか。
股関節やお尻周りは動いているか。
そして、
片足になった時に、地面を押して身体を支えられているか。
歩くという動作は、脚を前に出すだけではありません。
地面についている脚で身体を支えることができるから、反対側の脚を前へ運ぶことができます。
「最近、靴をする音が増えた」
「小さな段差に足先が引っかかる」
そんな変化が出てきたら、
ただ足を高く上げようとするのではなく、身体全体の使い方を見直すきっかけにしてみてください。
この先も、自分の足で歩いて、行きたい場所へ行ける身体でいるために。
名古屋市中村区のボディスタジオ湊では、一人ひとりの身体の状態や歩き方を確認しながら、その方に必要な身体の使い方をお伝えしています。
60代からつまずきやすくなったと感じたら
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