
片足立ちをしてみたら、以前よりグラグラするようになった。
靴下を立ったまま履きにくくなったり、ズボンを履くときに何かにつかまりたくなったり。
そんな変化を感じると、「年齢とともにバランスが悪くなったのかな」と思う方も多いのではないでしょうか。
もちろんバランスを取る力も関係しますが、片足立ちが不安定だからといって、片足立ちの練習を繰り返せばいいとは限りません。
私がレッスンでまず見てほしいと思うのは、地面についている「足」と、その脚を支える「お尻」です。
今回は、片足立ちが不安定になったときに見直したい足裏とお尻の使い方についてお話しします。
片足立ちができないのはバランスだけの問題ではありません

片足立ちができないと、「バランスが悪くなった」と考える方が多いと思います。
そして、バランスを良くしようとして、毎日片足立ちの練習を始める。
もちろん片足で立つこと自体が悪いわけではありません。
でも、そもそも片足で体を支える準備ができていない状態で、何度も片足立ちを繰り返しても、なかなか安定しないことがあります。
大切なのは、グラグラしながら長く立つことではありません。
まず「なぜグラグラするのか」を見ていくことです。
そして、バランスを良くしようとして、毎日片足立ちの練習を始める。
もちろん片足で立つこと自体が悪いわけではありません。
でも、そもそも片足で体を支える準備ができていない状態で、何度も片足立ちを繰り返しても、なかなか安定しないことがあります。
大切なのは、グラグラしながら長く立つことではありません。
まず「なぜグラグラするのか」を見ていくことです。
バランスを取っているのは地面についている足
片足立ちをすると、どうしても上げている脚に意識が向きます。
「もっと脚を上げなきゃ」
「ふらつかないようにしなきゃ」
そんなふうに考えてしまいます。
でも、本当に見てほしいのは反対側です。
地面についている足です。
両足で立っているときは、2本の脚で体を支えることができます。
ところが片足立ちになれば、1本の脚と1つの足で自分の体重を支えなければなりません。
そのとき、足裏が地面をうまく捉えられていなかったり、足の一部分だけに体重が偏っていたりすれば、安定しにくくなるのは当然です。
片足立ちの練習を始める前に、
「自分の足はきちんと地面を捉えられているかな?」
と確認することが大切です。
「もっと脚を上げなきゃ」
「ふらつかないようにしなきゃ」
そんなふうに考えてしまいます。
でも、本当に見てほしいのは反対側です。
地面についている足です。
両足で立っているときは、2本の脚で体を支えることができます。
ところが片足立ちになれば、1本の脚と1つの足で自分の体重を支えなければなりません。
そのとき、足裏が地面をうまく捉えられていなかったり、足の一部分だけに体重が偏っていたりすれば、安定しにくくなるのは当然です。
片足立ちの練習を始める前に、
「自分の足はきちんと地面を捉えられているかな?」
と確認することが大切です。
片足立ちを何秒できるかだけを気にしない
「片足立ちは何秒できればいいですか?」
と気になる方もいると思います。
でも私は、秒数だけを見るより、どんな立ち方をしているかを見ることの方が大切だと考えています。
10秒立てたとしても、足の外側に体重が偏っていたり、体を大きく傾けたり、力いっぱい踏ん張っていたりすれば、その立ち方を繰り返すことが本当に必要なのかは考えなければなりません。
片足立ちはテストの点数ではありません。
できる、できないだけではなく、
「どこで支えているのか」
「どこに力が入っているのか」
「体がどちらへ逃げているのか」
を見ることで、自分の体の使い方が見えてきます。
と気になる方もいると思います。
でも私は、秒数だけを見るより、どんな立ち方をしているかを見ることの方が大切だと考えています。
10秒立てたとしても、足の外側に体重が偏っていたり、体を大きく傾けたり、力いっぱい踏ん張っていたりすれば、その立ち方を繰り返すことが本当に必要なのかは考えなければなりません。
片足立ちはテストの点数ではありません。
できる、できないだけではなく、
「どこで支えているのか」
「どこに力が入っているのか」
「体がどちらへ逃げているのか」
を見ることで、自分の体の使い方が見えてきます。
意外と気づいていない足裏の硬さ

「最近、体が硬くなったな」
と感じたら、
「ストレッチをしよう」
と思う方は多いですよね。
では、
「最近、足の裏が硬くなったから、足をほぐそう」
と思う方はどれくらいいるでしょうか。
偏平足や外反母趾など、足の「形」が気になる方はいます。
でも、
「私の足、ガチガチに硬くなっているかも」
という視点で自分の足を見る方は、それほど多くありません。
ところが足は、毎日かなり働いています。
と感じたら、
「ストレッチをしよう」
と思う方は多いですよね。
では、
「最近、足の裏が硬くなったから、足をほぐそう」
と思う方はどれくらいいるでしょうか。
偏平足や外反母趾など、足の「形」が気になる方はいます。
でも、
「私の足、ガチガチに硬くなっているかも」
という視点で自分の足を見る方は、それほど多くありません。
ところが足は、毎日かなり働いています。
足は毎日、自分の体重を受け止めています
朝起きて立ち上がった瞬間から、足には自分の体重がかかります。
家の中を歩く。
買い物へ行く。
階段を上る。
料理をする。
掃除をする。
外出する。
特別な運動をしていなくても、立っている間、歩いている間、足はずっと体を支えています。
しかも、いつも正しい状態で立てているとは限りません。
足の外側ばかりに体重をかけていたり、指をうまく使えていなかったり、一部分に負担が集中していたり。
そんな状態で毎日毎日、自分の体重を受け止め続けていたらどうでしょう。
そりゃあ、足も疲労困憊になります。
肩が凝ったら肩をほぐす。
腰が張ったら腰を伸ばす。
ふくらはぎが疲れたら揉んでみる。
それと同じように、毎日体重を支えている足にも目を向けてほしいと思います。
家の中を歩く。
買い物へ行く。
階段を上る。
料理をする。
掃除をする。
外出する。
特別な運動をしていなくても、立っている間、歩いている間、足はずっと体を支えています。
しかも、いつも正しい状態で立てているとは限りません。
足の外側ばかりに体重をかけていたり、指をうまく使えていなかったり、一部分に負担が集中していたり。
そんな状態で毎日毎日、自分の体重を受け止め続けていたらどうでしょう。
そりゃあ、足も疲労困憊になります。
肩が凝ったら肩をほぐす。
腰が張ったら腰を伸ばす。
ふくらはぎが疲れたら揉んでみる。
それと同じように、毎日体重を支えている足にも目を向けてほしいと思います。
まずは足をほぐして足本来の機能を使いやすくする
片足立ちが不安定な方に、まず取り入れてほしいことの一つが足裏ほぐしです。
ただし、強く押したり、痛いほど揉んだりする必要はありません。
足裏だけでなく、足の指を動かしてみたり、足全体をやさしく触ったりしながら、固まっている部分を少しずつ動かしていきます。
足はただの「体を乗せる台」ではありません。
地面の状態を感じながら、体重を受け止め、立つ、歩く、方向を変えるなど、さまざまな動きに関わっています。
だからこそ、足がガチガチに固まった状態のままバランス練習をするより、まず足を使いやすい状態にしてあげることが大切です。
以前の記事でも、体が硬くなったときは、ただ伸ばすだけではなく「動かして使うこと」が大切だとお伝えしました。
足も同じです。
ほぐして終わりではなく、ほぐしたあとに足裏で地面を感じながら立つことまで意識してみてください。
ただし、強く押したり、痛いほど揉んだりする必要はありません。
足裏だけでなく、足の指を動かしてみたり、足全体をやさしく触ったりしながら、固まっている部分を少しずつ動かしていきます。
足はただの「体を乗せる台」ではありません。
地面の状態を感じながら、体重を受け止め、立つ、歩く、方向を変えるなど、さまざまな動きに関わっています。
だからこそ、足がガチガチに固まった状態のままバランス練習をするより、まず足を使いやすい状態にしてあげることが大切です。
以前の記事でも、体が硬くなったときは、ただ伸ばすだけではなく「動かして使うこと」が大切だとお伝えしました。
足も同じです。
ほぐして終わりではなく、ほぐしたあとに足裏で地面を感じながら立つことまで意識してみてください。
足の使い方が変わると立ち方も変わります

足をほぐしたら、それで片足立ちができるようになるというわけではありません。
大切なのは、その足をどう使って立つかです。
足には毎日体重がかかります。
だからこそ、どこか一部分だけに負担をかけ続けるのではなく、足全体で地面を捉えて体を支えられる状態を作っていきたいのです。
これは片足立ちだけの話ではありません。
普段の立ち方や歩き方にもつながっています。
大切なのは、その足をどう使って立つかです。
足には毎日体重がかかります。
だからこそ、どこか一部分だけに負担をかけ続けるのではなく、足全体で地面を捉えて体を支えられる状態を作っていきたいのです。
これは片足立ちだけの話ではありません。
普段の立ち方や歩き方にもつながっています。
足のどこに体重が乗っていますか?
一度、普通に立ってみてください。
そのとき、
足の外側ばかりに体重が乗っていないでしょうか。
反対に内側へ倒れ込んでいないでしょうか。
指が浮いていないでしょうか。
左右で体重のかかり方が違わないでしょうか。
普段はそこまで考えて立っていないと思います。
でも、その「いつもの立ち方」の延長線上に片足立ちがあります。
両足で立っているときには気づかなかった偏りも、片足になると一気に分かりやすくなります。
片足立ちになった途端にグラグラするのは、突然バランス能力だけがなくなったからとは限りません。
普段から行っている体の使い方が、片足になったことで目立っている場合もあります。
そのとき、
足の外側ばかりに体重が乗っていないでしょうか。
反対に内側へ倒れ込んでいないでしょうか。
指が浮いていないでしょうか。
左右で体重のかかり方が違わないでしょうか。
普段はそこまで考えて立っていないと思います。
でも、その「いつもの立ち方」の延長線上に片足立ちがあります。
両足で立っているときには気づかなかった偏りも、片足になると一気に分かりやすくなります。
片足立ちになった途端にグラグラするのは、突然バランス能力だけがなくなったからとは限りません。
普段から行っている体の使い方が、片足になったことで目立っている場合もあります。
片足立ちは普段の動作にもつながっています
「片足立ちなんて普段しないから、できなくても困らない」
と思うかもしれません。
でも、歩く動作を考えてみてください。
歩いているときは、左右の脚へ交互に体重を移しながら前へ進んでいます。
一瞬ですが、片脚で体を支える場面が繰り返されています。
ズボンを履く。
靴を履く。
段差をまたぐ。
階段を上る。
こうした日常動作でも、片脚で体を支える力は使われています。
だから片足立ちは、ただ「何秒立てるか」を競うための運動ではありません。
日常生活を安定して動くためにも関係する動作の一つです。
と思うかもしれません。
でも、歩く動作を考えてみてください。
歩いているときは、左右の脚へ交互に体重を移しながら前へ進んでいます。
一瞬ですが、片脚で体を支える場面が繰り返されています。
ズボンを履く。
靴を履く。
段差をまたぐ。
階段を上る。
こうした日常動作でも、片脚で体を支える力は使われています。
だから片足立ちは、ただ「何秒立てるか」を競うための運動ではありません。
日常生活を安定して動くためにも関係する動作の一つです。
もう一つ大切なのがお尻を使えること

足裏と一緒に見直してほしいのが、お尻です。
片足立ちをしたとき、足だけで体を支えているわけではありません。
足から脚、股関節、そしてお尻までがつながって体を支えています。
ところが、お尻がうまく使えていないと、片足になったときに体が外側へ逃げやすくなります。
すると、体をまっすぐ支えにくくなり、グラグラしたり、大きく体を傾けたりしやすくなります。
片足立ちをしたとき、足だけで体を支えているわけではありません。
足から脚、股関節、そしてお尻までがつながって体を支えています。
ところが、お尻がうまく使えていないと、片足になったときに体が外側へ逃げやすくなります。
すると、体をまっすぐ支えにくくなり、グラグラしたり、大きく体を傾けたりしやすくなります。
お尻が使えないと体が外へ逃げやすくなる
片足立ちをしている人を見ていると、支えている脚の上に体を乗せるのではなく、体全体を外側へ大きく傾けてバランスを取ろうとすることがあります。
本人は「片足で立とう」と頑張っています。
でも、支えるために必要なところがうまく働かないため、別のところを使って何とか立とうとしているのです。
ここでさらに、
「もっと頑張って」
「あと10秒」
と片足立ちを続けても、いつもの体の使い方を繰り返すだけになってしまうことがあります。
大切なのは、頑張る時間を増やすことではなく、支える脚のお尻が働きやすい状態を作ることです。
本人は「片足で立とう」と頑張っています。
でも、支えるために必要なところがうまく働かないため、別のところを使って何とか立とうとしているのです。
ここでさらに、
「もっと頑張って」
「あと10秒」
と片足立ちを続けても、いつもの体の使い方を繰り返すだけになってしまうことがあります。
大切なのは、頑張る時間を増やすことではなく、支える脚のお尻が働きやすい状態を作ることです。
足裏とお尻は別々に考えない
足裏を整える。
お尻を使う。
この二つを別々のものとして考える必要はありません。
足裏で地面を捉えて、その上に脚があり、股関節があり、お尻があります。
地面についている足から体を支えるところまで、全部つながっています。
だから私は、
「片足立ちができないから、片足立ちだけ練習する」
という考え方にはしてほしくありません。
まず足を使える状態にする。
そして、お尻を使って支えられる状態を作る。
そのうえで片足立ちをしてみる。
この順番で確認すると、自分がどこで頑張りすぎていたのかにも気づきやすくなります。
お尻を使う。
この二つを別々のものとして考える必要はありません。
足裏で地面を捉えて、その上に脚があり、股関節があり、お尻があります。
地面についている足から体を支えるところまで、全部つながっています。
だから私は、
「片足立ちができないから、片足立ちだけ練習する」
という考え方にはしてほしくありません。
まず足を使える状態にする。
そして、お尻を使って支えられる状態を作る。
そのうえで片足立ちをしてみる。
この順番で確認すると、自分がどこで頑張りすぎていたのかにも気づきやすくなります。
片足立ちを練習する前に支えられる体を作りましょう

片足立ちでグラグラするようになると、
「年齢だから仕方ない」
「バランス感覚が落ちた」
と思ってしまうかもしれません。
でも、片足立ちにはさまざまな体の働きが関係しています。
今回お伝えしたように、まず見直してほしいのが足裏とお尻です。
毎日自分の体重を受け止めている足がガチガチになっていないか。
足裏で地面を感じられているか。
片足になったときに、お尻を使って体を支えられているか。
片足立ちを何秒できるかだけを見るのではなく、こうしたところにも目を向けてみてください。
そして、片足立ちだけではなく、歩く、立つ、階段を上るといった日常の動きも、それぞれが別々に存在しているわけではありません。
足が地面を捉え、脚とお尻で体を支え、その上で体全体が動いています。
以前ご紹介した記事も、今回の内容とつながっています。
60代から歩幅が狭くなったと感じたら
60代からつまずきやすくなったと感じたら
椅子から立つときに手をつくようになったら、60代から見直したい足腰の力
「自分の場合は足なのか、お尻なのか分からない」
「片足立ちをすると、いつも同じ方向へグラグラする」
「自分の体の使い方を一度見てほしい」
そんな方は、ボディスタジオ湊の公式LINEからお気軽にご相談ください。
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「年齢だから仕方ない」
「バランス感覚が落ちた」
と思ってしまうかもしれません。
でも、片足立ちにはさまざまな体の働きが関係しています。
今回お伝えしたように、まず見直してほしいのが足裏とお尻です。
毎日自分の体重を受け止めている足がガチガチになっていないか。
足裏で地面を感じられているか。
片足になったときに、お尻を使って体を支えられているか。
片足立ちを何秒できるかだけを見るのではなく、こうしたところにも目を向けてみてください。
そして、片足立ちだけではなく、歩く、立つ、階段を上るといった日常の動きも、それぞれが別々に存在しているわけではありません。
足が地面を捉え、脚とお尻で体を支え、その上で体全体が動いています。
以前ご紹介した記事も、今回の内容とつながっています。
60代から歩幅が狭くなったと感じたら
60代からつまずきやすくなったと感じたら
椅子から立つときに手をつくようになったら、60代から見直したい足腰の力
「自分の場合は足なのか、お尻なのか分からない」
「片足立ちをすると、いつも同じ方向へグラグラする」
「自分の体の使い方を一度見てほしい」
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