
「最近、歩幅が狭くなった気がする」
「以前より歩くスピードが遅くなった」
「長く歩くと疲れるようになった」
60代を過ぎた頃から、こんな変化を感じることはありませんか?
そんなとき、「年齢だから仕方ない」「足の筋力が落ちたのかな」と思う方も多いと思います。
もちろん、この先も自分の足で歩き続けるためには筋力も大切です。
でも、歩幅が狭くなる理由は筋力だけではありません。
私が実際に身体を見るときに大切にしているのが、歩くときに股関節を使えているかということです。
多くの方が「歩く=足を前に出す」と思っています。
でも、この歩き方を長年続けていると、股関節から脚全体を動かすのではなく、太ももを使って足を前へ運ぶ歩き方になりやすくなります。
すると、使われなくなった股関節まわりはだんだんカチコチに。
その結果、脚を前後に動かせる範囲が小さくなり、歩幅も狭くなっていきます。
今回は、60代からも自分の足で歩き続けるために知っておいてほしい、歩幅と股関節の関係についてお話しします。
60代から歩幅が狭くなるのは筋力だけが原因ではありません

歩幅が狭くなってくると、「足の筋力が落ちたから」と考えがちです。
確かに筋力の低下も関係します。
でも、それだけではなく、これまで何十年と繰り返してきた歩き方そのものが関係していることもあります。
確かに筋力の低下も関係します。
でも、それだけではなく、これまで何十年と繰り返してきた歩き方そのものが関係していることもあります。
「歩く=足を前に出す」になっていませんか?
歩くとき、皆さんはどんな動きをしているでしょうか。
右足を前に出す。
次に左足を前に出す。
「歩くんだから、当たり前じゃない?」と思いますよね。
でも、「足を前に出す」という動きが中心になっていると、股関節から脚全体を動かすのではなく、太ももを持ち上げるようにして足を前へ運びやすくなります。
もちろん太ももの筋肉も歩くためには必要です。
問題なのは、太ももばかりを使い、股関節を十分に使わない歩き方を繰り返していることです。
歩くという動作は、前に出ている脚だけで行っているわけではありません。
股関節を中心に脚が前後に動き、身体全体が連動することで前へ進みます。
ところが「足を前に出す」ことばかりになっていると、股関節を大きく動かす機会が少なくなってしまいます。
右足を前に出す。
次に左足を前に出す。
「歩くんだから、当たり前じゃない?」と思いますよね。
でも、「足を前に出す」という動きが中心になっていると、股関節から脚全体を動かすのではなく、太ももを持ち上げるようにして足を前へ運びやすくなります。
もちろん太ももの筋肉も歩くためには必要です。
問題なのは、太ももばかりを使い、股関節を十分に使わない歩き方を繰り返していることです。
歩くという動作は、前に出ている脚だけで行っているわけではありません。
股関節を中心に脚が前後に動き、身体全体が連動することで前へ進みます。
ところが「足を前に出す」ことばかりになっていると、股関節を大きく動かす機会が少なくなってしまいます。
使わなくなった股関節まわりはカチコチに
身体は、普段よく使う動きには慣れていきます。
反対に、使わない動きは少しずつ苦手になります。
股関節も同じです。
股関節から脚を前後に動かさず、太ももを使って足を前へ出す歩き方を長年続けていれば、股関節まわりを大きく動かす機会が減っていきます。
すると、
「脚を後ろに引きにくい」
「股関節が伸びにくい」
「お尻まわりが硬い」
といった状態につながります。
私が実際に身体を見ていても、股関節まわりがカチコチになっている方は少なくありません。
本人はいつも通り歩いているので、なかなか自分では気づきません。
でも身体の中では、
股関節を使わない → 股関節まわりが硬くなる → 脚を前後に動かせる範囲が小さくなる → 歩幅が狭くなる
という変化が起きていることがあります。
だから「歩幅が狭くなった=年齢だから」と、それだけで終わらせないでほしいのです。
反対に、使わない動きは少しずつ苦手になります。
股関節も同じです。
股関節から脚を前後に動かさず、太ももを使って足を前へ出す歩き方を長年続けていれば、股関節まわりを大きく動かす機会が減っていきます。
すると、
「脚を後ろに引きにくい」
「股関節が伸びにくい」
「お尻まわりが硬い」
といった状態につながります。
私が実際に身体を見ていても、股関節まわりがカチコチになっている方は少なくありません。
本人はいつも通り歩いているので、なかなか自分では気づきません。
でも身体の中では、
股関節を使わない → 股関節まわりが硬くなる → 脚を前後に動かせる範囲が小さくなる → 歩幅が狭くなる
という変化が起きていることがあります。
だから「歩幅が狭くなった=年齢だから」と、それだけで終わらせないでほしいのです。
歩幅を広げるなら「足を前に出す」だけでは足りません

「歩幅が狭いなら、大股で歩けばいいんですよね?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、股関節が動いていない状態で、無理に足だけを前へ出しても、本来使いたいところを使った歩き方にはなりません。
大切なのは、単純に一歩を大きくすることではありません。
そう思う方もいるかもしれません。
でも、股関節が動いていない状態で、無理に足だけを前へ出しても、本来使いたいところを使った歩き方にはなりません。
大切なのは、単純に一歩を大きくすることではありません。
歩くときは後ろの脚も大切です
歩いている人を横から見てみると、一方の脚が前にあるとき、反対側の脚は身体より後ろにあります。
実は、ここがとても大切です。
歩くというと前に出す足ばかりに意識が向きますが、身体を前へ進めるためには、後ろ側の股関節がしっかり動く必要があります。
後ろの脚が股関節から伸び、身体が前へ進む。
そして次の一歩につながっていきます。
ところが、股関節まわりが硬くなっていると、脚を後ろへ動かすことが難しくなります。
すると身体の前側だけで足を入れ替えるような、小さな歩き方になりやすくなります。
歩幅を考えるときに見てほしいのは、前に出ている足だけではありません。
後ろの脚が股関節から動いているか。
ここも大切なポイントです。
実は、ここがとても大切です。
歩くというと前に出す足ばかりに意識が向きますが、身体を前へ進めるためには、後ろ側の股関節がしっかり動く必要があります。
後ろの脚が股関節から伸び、身体が前へ進む。
そして次の一歩につながっていきます。
ところが、股関節まわりが硬くなっていると、脚を後ろへ動かすことが難しくなります。
すると身体の前側だけで足を入れ替えるような、小さな歩き方になりやすくなります。
歩幅を考えるときに見てほしいのは、前に出ている足だけではありません。
後ろの脚が股関節から動いているか。
ここも大切なポイントです。
無理に大股で歩く必要はありません
「それなら今日から大股で歩こう」
と思うかもしれませんが、ここにも注意が必要です。
股関節まわりがカチコチで十分に動かない状態なのに、無理やり歩幅を広げようとすると、身体は別の場所を使って動きを補おうとします。
例えば、股関節が伸びない代わりに腰を反らす。
身体を大きくひねる。
膝などに余計な負担をかける。
こうなってしまっては、「歩幅を広げるために頑張って歩いているのに、腰や膝が痛くなった」ということにもなりかねません。
まず必要なのは、
大股で歩くことではなく、股関節がきちんと動ける身体にすること。
動かなくなっているところを動かせるようにしてから、その動きを歩くことにつなげていくことが大切です。
と思うかもしれませんが、ここにも注意が必要です。
股関節まわりがカチコチで十分に動かない状態なのに、無理やり歩幅を広げようとすると、身体は別の場所を使って動きを補おうとします。
例えば、股関節が伸びない代わりに腰を反らす。
身体を大きくひねる。
膝などに余計な負担をかける。
こうなってしまっては、「歩幅を広げるために頑張って歩いているのに、腰や膝が痛くなった」ということにもなりかねません。
まず必要なのは、
大股で歩くことではなく、股関節がきちんと動ける身体にすること。
動かなくなっているところを動かせるようにしてから、その動きを歩くことにつなげていくことが大切です。
足腰を鍛えるだけでは歩き方は変わりません

60代からの身体づくりというと、
「スクワットをしましょう」
「ウォーキングをしましょう」
「足腰を鍛えましょう」
といった話をよく聞くと思います。
もちろん、筋力を維持することは大切です。
でも、筋肉をつけることと、その筋肉を日常生活の中で使えることは、同じではありません。
「スクワットをしましょう」
「ウォーキングをしましょう」
「足腰を鍛えましょう」
といった話をよく聞くと思います。
もちろん、筋力を維持することは大切です。
でも、筋肉をつけることと、その筋肉を日常生活の中で使えることは、同じではありません。
たくさん歩けばいいとは限りません
健康のために毎日歩いている方も多いと思います。
「毎日5,000歩を目標にしています」
「朝30分ウォーキングしています」
という方もいます。
歩くこと自体は、とても良い運動です。
ただし、ここで一度考えてみてください。
もし、股関節をほとんど使わず、太ももだけで足を前へ出す歩き方をしていたらどうでしょう。
その歩き方で5,000歩歩けば、同じ身体の使い方を何千回も繰り返すことになります。
だから私は、何歩歩いたかだけではなく、どう歩いているかも大切だと考えています。
歩く量を増やす前に、自分がどんな身体の使い方をしているのかを知ること。
それが、この先も歩ける身体づくりにつながります。
「毎日5,000歩を目標にしています」
「朝30分ウォーキングしています」
という方もいます。
歩くこと自体は、とても良い運動です。
ただし、ここで一度考えてみてください。
もし、股関節をほとんど使わず、太ももだけで足を前へ出す歩き方をしていたらどうでしょう。
その歩き方で5,000歩歩けば、同じ身体の使い方を何千回も繰り返すことになります。
だから私は、何歩歩いたかだけではなく、どう歩いているかも大切だと考えています。
歩く量を増やす前に、自分がどんな身体の使い方をしているのかを知ること。
それが、この先も歩ける身体づくりにつながります。
筋力と身体の使い方は両方必要です
「では、筋トレは必要ないの?」
ということではありません。
もちろん筋力も必要です。
自分の身体を支える。
立ち上がる。
階段を上る。
歩く。
こうした動作には筋力が欠かせません。
ただ、筋肉があっても、その筋肉をうまく使えなければ、日常の動きにはつながりにくくなります。
私はトレーニングでも、
「何回できたか」
「どれだけ重いものを持てたか」
だけを見るのではなく、
どこを使って動いているのか。
本来使いたい場所を使えているのか。
別の場所ばかり頑張っていないか。
という身体の使い方を見ています。
トレーニングが上手になることが目的ではありません。
その身体を使って、この先も自分の生活を楽しめること。
そのために、筋力と身体の使い方の両方が必要なのです。
ということではありません。
もちろん筋力も必要です。
自分の身体を支える。
立ち上がる。
階段を上る。
歩く。
こうした動作には筋力が欠かせません。
ただ、筋肉があっても、その筋肉をうまく使えなければ、日常の動きにはつながりにくくなります。
私はトレーニングでも、
「何回できたか」
「どれだけ重いものを持てたか」
だけを見るのではなく、
どこを使って動いているのか。
本来使いたい場所を使えているのか。
別の場所ばかり頑張っていないか。
という身体の使い方を見ています。
トレーニングが上手になることが目的ではありません。
その身体を使って、この先も自分の生活を楽しめること。
そのために、筋力と身体の使い方の両方が必要なのです。
60代は「まだ歩ける今」から身体を見直すタイミング

今、普通に歩けていると、
「私はまだ大丈夫」
と思いますよね。
でも、身体の変化はある日突然始まるわけではありません。
少しずつ歩幅が狭くなる。
以前より歩くのが遅くなる。
階段が少し大変になる。
長く歩くと疲れるようになる。
そんな小さな変化から始まります。
「私はまだ大丈夫」
と思いますよね。
でも、身体の変化はある日突然始まるわけではありません。
少しずつ歩幅が狭くなる。
以前より歩くのが遅くなる。
階段が少し大変になる。
長く歩くと疲れるようになる。
そんな小さな変化から始まります。
まずは自分の歩き方を見てみましょう
自分が普段どう歩いているかは、意外と自分では分かりません。
一度、家族にお願いして、横から歩いているところを動画で撮ってもらうのも一つの方法です。
そのときに見てほしいのは、
足を前に出すことばかりになっていないか。
後ろ側の脚が身体より後ろまで動いているか。
以前より歩幅が小さくなっていないか。
身体が左右に大きく揺れていないか。
といったところです。
「正しく歩かなきゃ」と力を入れる必要はありません。
まずは、今の自分がどんな歩き方をしているのかを知ることから始めてみてください。
自分の身体を知ることが、身体づくりの第一歩です。
一度、家族にお願いして、横から歩いているところを動画で撮ってもらうのも一つの方法です。
そのときに見てほしいのは、
足を前に出すことばかりになっていないか。
後ろ側の脚が身体より後ろまで動いているか。
以前より歩幅が小さくなっていないか。
身体が左右に大きく揺れていないか。
といったところです。
「正しく歩かなきゃ」と力を入れる必要はありません。
まずは、今の自分がどんな歩き方をしているのかを知ることから始めてみてください。
自分の身体を知ることが、身体づくりの第一歩です。
10年後、20年後も自分の足で歩くために
60代は、まだまだ元気に動ける年代です。
買い物に行く。
友人とランチに行く。
旅行をする。
趣味を楽しむ。
家族と出かける。
今なら当たり前にできていることも、その多くに「自分の足で歩けること」が関係しています。
だからこそ、
「歩けなくなってから何とかする」のではなく、
元気に歩ける今から身体を整えておく。
私はこれがとても大切だと思っています。
今は困っていない。
でも最近、少し歩幅が狭くなった気がする。
以前より身体が硬くなった気がする。
そんな小さな変化に気づいたときこそ、自分の身体を見直すタイミングです。
この先も自分の足で行きたい場所へ行き、やりたいことを楽しむために。
今の身体をどう使っているのか、一度見直してみてください。
買い物に行く。
友人とランチに行く。
旅行をする。
趣味を楽しむ。
家族と出かける。
今なら当たり前にできていることも、その多くに「自分の足で歩けること」が関係しています。
だからこそ、
「歩けなくなってから何とかする」のではなく、
元気に歩ける今から身体を整えておく。
私はこれがとても大切だと思っています。
今は困っていない。
でも最近、少し歩幅が狭くなった気がする。
以前より身体が硬くなった気がする。
そんな小さな変化に気づいたときこそ、自分の身体を見直すタイミングです。
この先も自分の足で行きたい場所へ行き、やりたいことを楽しむために。
今の身体をどう使っているのか、一度見直してみてください。
まとめ<歩幅が気になったら、まず股関節の動きを見直してみましょう>

60代になって歩幅が狭くなってきたと感じると、
「年齢だから」
「筋力が落ちたから」
と思ってしまいがちです。
もちろん、年齢による身体の変化や筋力も関係します。
でも、それだけではありません。
長年、
「歩く=足を前に出す」
という歩き方を続け、股関節ではなく太ももを中心に使っていると、股関節まわりを動かす機会が少なくなります。
そして、使わなくなった股関節まわりがカチコチになれば、脚を前後に大きく動かしにくくなり、歩幅も小さくなっていきます。
だから、
ただたくさん歩く。
ただ足腰を鍛える。
ただ大股で歩く。
それだけではなく、
「私は股関節を使って歩けているかな?」
という視点も持ってみてください。
ボディスタジオ湊では、ただ筋肉を鍛えるだけではなく、一人ひとりの身体の状態や動きを確認しながら、身体の使い方から整えていきます。
目指しているのは、トレーニングが上手になることではありません。
10年後、20年後も自分で買い物へ行ける。
旅行を楽しめる。
好きな場所へ出かけられる。
そして、この先も自分の足で歩き、動ける。
そのための身体づくりです。
「最近、歩幅が狭くなってきた気がする」
「自分の歩き方が気になる」
「今は元気だけれど、この先も歩ける身体でいたい」
そう感じたら、歩けなくなってからではなく、元気な今から身体を見直してみませんか?
膝が気になる方へ|膝痛のチェック方法と股関節のケア
足腰を鍛えたい方へ|スクワットだけでは不十分な理由
ボディスタジオ湊のトレーニングプログラム・料金はこちら
「年齢だから」
「筋力が落ちたから」
と思ってしまいがちです。
もちろん、年齢による身体の変化や筋力も関係します。
でも、それだけではありません。
長年、
「歩く=足を前に出す」
という歩き方を続け、股関節ではなく太ももを中心に使っていると、股関節まわりを動かす機会が少なくなります。
そして、使わなくなった股関節まわりがカチコチになれば、脚を前後に大きく動かしにくくなり、歩幅も小さくなっていきます。
だから、
ただたくさん歩く。
ただ足腰を鍛える。
ただ大股で歩く。
それだけではなく、
「私は股関節を使って歩けているかな?」
という視点も持ってみてください。
ボディスタジオ湊では、ただ筋肉を鍛えるだけではなく、一人ひとりの身体の状態や動きを確認しながら、身体の使い方から整えていきます。
目指しているのは、トレーニングが上手になることではありません。
10年後、20年後も自分で買い物へ行ける。
旅行を楽しめる。
好きな場所へ出かけられる。
そして、この先も自分の足で歩き、動ける。
そのための身体づくりです。
「最近、歩幅が狭くなってきた気がする」
「自分の歩き方が気になる」
「今は元気だけれど、この先も歩ける身体でいたい」
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