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ただの腰痛?それともヘルニア?

腰痛は、今や国民病と言われるほど、患者数が増えています

ここ数年、デスクワークが増え、腰痛になった、腰痛が悪化した方もいたのではないでしょうか?

そんな時、ヘルニアになったか?そうでないか?不安になる方もいると思います

腰痛とヘルニアの違いなどお話していきます

腰痛の特徴、ヘルニアの特徴

新卒で入った会社は、整形外科が経営する加圧トレーニングジムでした

一年間は、勉強の為と、整形外科の問診をひたすらとるという仕事をしていました

ぎっくり腰をして動けない、ちょっと前から腰が痛いけど、なんか足が痺れている気がする、腰は痛くないけど、足が痺れているなど、腰痛のお話は本当に多かった!

腰痛はどんなものか?どんな時に病院を受診した方が良いか?病院に行ったらどんなことをするか?どんな時は様子見でよいか?など、お話します

腰痛とは?

腰痛には、急性の腰痛と、慢性の腰痛とあります

急性の腰痛は、所謂「ぎっくり腰」が分かりやすいと思います

急性期は強い痛みだが、安静にしていると徐々に痛みが引いていくのが特徴ですね

ちなみに、痛みが発症してから48時間は、急性期といい、冷やした方がいいタイミングになります

私も、痛みがある時は、湿布を張っておけば治る!と言われている時代に育ってきましたが…

実は、このタイミングに湿布を張るのはお勧めしません

湿布には、血流を良くする効果もあるので、急性期には使用しないほうがいいので、極力、氷などで冷やしてくださいね(凍傷には気をつけてください)

48時間を過ぎた後は、冷やした方がいいか、温めた方がいいか、ご自分が、調子がいい方にしてください

お風呂に入ると調子が良くなる人は、温湿布や、ホッカロなどで温めると良いです


慢性の腰痛は、気づいたら痛くなっていて、動けないほどの痛みではないが

常に鈍痛がする、痛みに波があるなどの特徴があります

この場合は安静にしていても痛みの改善がしにくい為、日々の生活を見直す必要があります

姿勢は悪くないか?長時間同じ姿勢でいないか?無意識に行っている行動はないか?重い荷物を持ち上げる時に、背中を丸めて持っていないか?など身体の事を見直してあげることが痛みの軽減に繋がっていきます

ストレッチなどで、腰の筋肉を伸ばしてあげることも、痛み改善に役立ちます

ヘルニアとは?

正式名称は「腰椎椎間板ヘルニア」です

背骨って一個ずつの小さい骨の羅列ですよね

背骨と背骨の間に、クッションのような役目をした「椎間板」があります

写真でいう、黄色い部分の事を指します

この「椎間板」が何かの拍子にぷにゅっと飛び出し、後ろの神経に触ってしまう状態になると「腰痛椎間板ヘルニア」と診断されます

神経に触っているので、足にしびれがある、足の力が出ないなどの症状が有名です

腰が痛いだけでなく、下半身に違和感がある時は、病院に行くことをお勧めします

ヘルニアも軽症ですと治ることがあるみたいですが、酷く飛び出てしまうと手術などで背骨を固定することになります


一番なりやすいと言われている、L4/5のヘルニアですが、病院で勤務している時に、最初はL4/5のヘルニアをして、その後他の部分のヘルニアを発症する人を何度も見ました

やはり、日常生活で腰に負担がある生活をしている人は、再発しやすくなりますので、腰痛を改善するための身体の見直しをすることをおススメします

ヘルニアと診断するには?

腰痛の約8割は、原因が分からない腰痛だと言われています

しかし、腰痛で、心配な事は、「腰椎椎間板ヘルニア」になっているかどうかです

腰が痛い上に、お尻に違和感がある、足が痺れている、足に力が入らないという症状がある方はすぐに病院を受診してください

その際、MRIがある病院を受診することをお勧めします

何故か?

経験のあるお医者さんであれば、レントゲンを見て、ヘルニアになっているだろうことは推測できるとは思いますが

ヘルニアは、レントゲンでは正式に診断出来ないからです

MRIがない病院ですと、診断するために、他院を受診して、MRIとってきてという事になりかねない!

腰が痛くて動きたくないので、そんなことしたくないですよね…

その為、MRIがある病院を受診してください

ただし…

忙しい病院で、緊急性のない場合、予約をとって後日MRIを撮りに来てくださいの場合もあります…

腰痛やヘルニアを再発させない為に出来る事

病院で、腰痛は、筋力が低下しているのが原因だから、腹筋やってください!と言われました!と、ジムにいらっしゃる方多いです!

腹筋が弱いのではなく、腹筋が使えない状態になっています

その状態で腹筋をやったところで…

という感じです

まずは、腹筋をやる前に、痛み軽減、腰にかかるストレスを軽減してあげることが先です

腰のストレッチです

それだけも、腰痛が和らぐ方もいますし、再発予防になる方もいます

腰痛改善の為にと、身体を起こす腹筋(クランチ)は絶対やっちゃ駄目ですよ!

まとめ

腰が痛いと、どうしたらいいか?

病院に行った方がいいか?

接骨院に行った方がいいか?…

悩みますよね


病院に行って、今自分がどんな状態か確認することも大事ですが

痛みが酷くなく、痛みが徐々に和らいでいくようでしたら、幹部を冷やして、安静にして、様子をみても大丈夫です

ただし、お尻や下半身に違和感、痺れ、力が入りにくいなどの症状があった場合は、病院を受診することをおススメします




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投稿者プロフィール

馬場 朝美
馬場 朝美身体を本来のポジションに戻すプロ
70歳になっても元気に動ける身体を「今」から作る
パーソナルトレーナー/名古屋

「厳しい筋トレ」や「食事制限」はやりません!正しい身体の動かし方を覚えると、四十肩も腰痛も怖くない。マンツーマンで痛まない体を一緒に作っていきましょう。

<活動の原動力>
高校時代、陸上部に所属していたが、怪我で中々練習ができず…。その頃から、サポートする側に興味がありました。

大学時代は、スポーツクラブで子供から大人に水泳指導や体操指導、マッサージをしていました。その頃から運動指導をすることが当たり前になり、ご縁を頂いた加圧トレーニングジムで、14年勤務(店長として11年)してきました。

スポーツクラブでアルバイトしていたとき、老若男女のお客様…特に60代から80代までの方々が、いくつになっても楽しく運動を続けている姿を見ました。生涯現役で、運動が楽しめるということは、美味しいものを食べる元気があり、好きなところに行ける元気があるということ。それはつまり、人生が終わる瞬間まで、自分の人生を楽しんでいるということ。

「いくつになっても元気でいたい」そんな人達の手助けをしたい。その想いが、私の原動力になっています。だからこそ、当サロンでは「70歳になっても現役の身体でいる」を目標にしています。

70歳になっても元気でいるためには、今から身体のズレを直して、今の体力を維持するのが一番手っ取り早い。でも、急に強い筋トレやトレーニングで身体にストレスを与えたら、逆に疲れたり、身体の痛みが出てしまうことも多い。だからこそ、お一人お一人に合わせたメニューをお作りして

⚪︎少ない負荷で正しい身体の使い方を矯正するゼロポジショントレーニング

⚪︎寝ているだけで身体を整えるイヤーコーニング

を併用することで、ゆっくりと、でも確実に体力を付けていきます。

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